グリーンシリウス（1998年生、母リリーユウシュン）
Green Sirius
1998.05.22
グリーンシリウス（1998年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時8歳）と交配したリリーユウシュンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は吾田 繁満。戦績は、中央平地10戦0勝、地方43戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。
経歴
デビュー前
グリーンファーム愛馬会にて総額2,200万円（11万×200口）で一口馬主が募集された。
山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2001年）
2月25日、デビュー戦は増沢由貴子騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
4月15日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢由貴子騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
6月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢由貴子騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。
7月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢由貴子騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。
8月11日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。
9月8日、中3週で迎えた7戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。
10月7日、連闘で迎えた9戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。
10月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず17着に終わった。
4歳（2002年）
1月1日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月9日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームタッチに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
1月15日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノバトルに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月6日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクスクープからハナ差の2着に惜敗した。
3月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月26日、連闘で迎えた19戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノスコールから1馬身差の2着に敗北した。
4月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月14日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフリーダムに4馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
6月4日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシロキタキャプテンから2馬身差の2着となった。
6月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプレミアムキクカに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
6月26日、連闘で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のプレミアムキクカに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月10日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマジックテーストに1馬身半の差をつけて優勝
8月20日、中0週で迎えた30戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から7kg絞って迎えた32戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
5歳（2003年）
1月3日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスパーキングターフを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
2月8日、中2週で迎えた36戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月17日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
3月9日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
3月17日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた39戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。
4月12日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
6月7日、中3週で迎えた43戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノハイジャンプに1馬身の差をつけて優勝
7月16日、中5週で迎えた44戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月3日、中2週で迎えた45戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェネスハッピーから1馬身半差の2着となった。
8月11日、連闘で迎えた46戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のインタースカイハイに1馬身の差をつけて8勝目をマークした。
9月10日、中3週で迎えた47戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月23日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月29日、中4週で迎えた49戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月26日、中3週で迎えた50戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（16戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月16日、中2週で迎えた51戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（17戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウセイユキムスメから2馬身差の2着となった。
6歳（2004年）
1月2日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（18戦5勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月20日、中2週で迎えた53戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（19戦5勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。