フミノバトル（1998年生、母フミノミネルバ）

フミノバトル（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時14歳）と交配したフミノミネルバが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木下牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

5月12日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

9月15日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

12月4日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキーガイをクビ差制して初白星を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた8戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2002年）

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンシリウスから半馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキーガイから3馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキプラズマから2馬身半差の2着に敗北した。

3月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月24日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた15戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月11日、中3週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダートキメキに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月23日、中2週で迎えた19戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、友好ジョッキーズカップ（第1戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた20戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカエシワザに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

12月22日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルシゲステルスを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

5月10日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた28戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。