エイシンカラミンサ（2000年生、母エイシンベーリング）

エイシンカラミンサ（2000年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミシエロ（当時10歳）と交配したエイシンベーリングが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方10戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のシンメイレインボーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

3歳（2003年）

2月2日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月21日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4歳（2004年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原英幸騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

5月3日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月13日、中0週で迎えた7戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリードエイカンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月26日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に敗れた。

5歳（2005年）

3月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた13戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。