シンメイレインボー（2000年生、母ダイアモンドバレー）

シンメイレインボー（2000年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャック（当時9歳）と交配したダイアモンドバレーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方20戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

2歳のとき、畠山牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中地エージエンシーによって1,050万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したエイシンカラミンサに半馬身届かず2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコンバットサンサンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

3歳（2003年）

2月1日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆりかもめ賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた7戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

6月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、かんなづき賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、オキザリス賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のトパーズカップ（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のウインターカップ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4歳（2004年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた17戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原幸弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた19戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた20戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた22戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた25戦目は、TVI テレビ岩手杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマクロストームを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久々に美酒を浴びた。

4月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（13戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセブンキングを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目を手にした。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。