リミットレスホープ（2004年生、母Zoe Montana）

リミットレスホープ（2004年4月12日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「限りない希望」。毛色は青鹿毛。種牡馬のDeputy Commander（当時10歳）と交配したZoe Montanaが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C14。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

9月15日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

11月6日、中6週で迎えた4戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月11日、中2週で迎えた6戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2008年）

1月7日、連闘で迎えた8戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったブルージュエルを半馬身捉え切れず2着となった。

1月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、吉野温人1歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた12戦目は、彩子と洋子の誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた13戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた14戦目は、祝!昌樹&直子結婚記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンシャインクインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月30日、中5週で迎えた15戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエプソムメアラスに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月10日、中3週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、焼岳特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月13日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、フジ写真館杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したバブルビッグワンに3/4馬身届かず2着となった。

9月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3b（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（15戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた22戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（16戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデルマエドワードに2馬身半の差をつけて制した。

10月27日、中0週で迎えた23戦目は、神無月特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10 13（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（19戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。