ブラストアート（2006年生、母クリオネー）

Blast Art

2006.05.03

ブラストアート（2006年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「突風＋芸術」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時14歳）と交配したクリオネーが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は前川 隆範。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川隆範から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、前川隆範から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、村中徳広によって493.5万円で落札された。4歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、原田正司によって15.75万円で落札された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

9月6日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

3歳（2009年）

4月5日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったキシュウグラシアに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたティックルピンク決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。