エイシンコンバイン（2000年生、母エイシンリボン）

エイシンコンバイン（2000年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋農業機械」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したエイシンリボンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着3回、中央障害3戦0勝、地方26戦4勝。主な勝ち鞍は2004年のオキザリス賞(一般A2)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

6月22日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（函館芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

9月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3歳（2003年）

2月15日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた5戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、勝ったマルノウエスタンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた11戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月21日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐久間寛志騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したラピスブルーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月5日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンエムウルフに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、中4週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2004年）

5月23日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた18戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオスカーに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボロナイビューティに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

9月12日、中2週で迎えた20戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノサニーオーに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

10月25日、中5週で迎えた21戦目は、オキザリス賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイアンブライトンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた23戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2005年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた25戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた26戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた28戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦4勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた29戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた31戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた33戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた35戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた36戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6歳（2006年）

1月8日、中0週で迎えた37戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた38戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は村松学騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた39戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

5月21日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた40戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

10月15日、約4か月半の休み明けで迎えた42戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた43戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。