マチカネハクビ（1994年生、母Elevate）

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

7月5日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は524kg。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミスヘルプを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の国東特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（1998年）

4月4日、約7か月半の休養明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

5月16日、中5週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝1800m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’98アジアジョッキーズ（2）（中京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

5歳（1999年）

7月3日、約13か月半の休み明けで迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた9戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。