’98アジアジョッキーズ（2）

レース展開

マチカネハクビが馬群を先導、直後の2番手にエイプリルキャットとヤマトペガサスが続く

端に立ったのはマチカネハクビ。リードを1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。2番手にエイプリルキャットとヤマトペガサスが並ぶ。そのすぐ後ろ、ウッドフェアリーとレットルダムールが4番手の好位につける。トクノマイベスト、スギノダンサー、タヤスセイント、イッセイオーザらは中団後方の位置取り。オリオンセイザとワンダープロポーズは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方2番手の位置でじっと我慢するのはトキオワイルドとトーヨーリアル。しんがりにエイシンプリンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’98アジアJ（2）、レットルダムールが途中から先頭に躍り出て、そのまま後続を封じ込む盤石の取り口で完勝

先頭はレットルダムールでリードは1馬身。2番手にマチカネハクビとウッドフェアリーが続く。そのあと、トクノマイベスト、スギノダンサー、タヤスセイントらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を走るレットルダムール。そのままレットルダムールが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、4番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたスギノダンサーが続き、2着とハナ差の3着には、同じく4番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したトクノマイベストが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたタヤスセイントが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいたエイシンプリンスが食い込んだ。1番人気のトーヨーリアルは後方3番手にいたが決め手が足りず6着に敗れた。2番人気のワンダープロポーズは中団後方にいたがいいところなく9着に敗れた。