エイプリルキャット（1993年生、母Mifawi）

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイキコマンダーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（1996年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のターンオンザライトをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月18日、中4週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた7戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったヒシビートに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、最後はオブビアスレディと並んで4着同着となった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下のあじさい賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月8日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（1997年）

1月5日、中3週で迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の背振山特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた14戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の山国川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月22日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

4月27日、中4週で迎えた17戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月10日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた20戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

5歳（1998年）

5月30日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、K.スリブーン騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’98アジアジョッキーズ（2）（中京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6歳（1999年）

8月15日、約14か月半の休養明けで迎えた25戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の釧路特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた28戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキージョイから2馬身差の2着に敗北した。

7歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のエメラルボーイに1馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた31戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、田瀬湖特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた32戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーフロムワンをアタマ差制して3勝目を手中に収めた。

6月5日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、田沢湖特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイリーガーから9馬身差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8歳（2001年）

4月15日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた36戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサニーエレガントから3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミバーサスからハナ差の2着に甘んじた。

5月13日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた39戦目は、十和田湖特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

6月24日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた42戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタイトルコレクターに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月15日、中9週で迎えた43戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンクリスタルから2馬身半差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリシマアトラスから1馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9歳（2002年）

3月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた46戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスブレットから半馬身差の2着となった。

4月13日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた47戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた48戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノテンカオーに5馬身の差をつけて制した。

5月4日、連闘で迎えた49戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャダヴァンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた50戦目は、ハンデ戦の高島特別（益田ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。