ロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・トロフィー

レース展開

ヒシビートが隊列をリードする形、その直後にエイプリルキャットとウララパープルが続く

ヒシビートが端を奪い、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にエイプリルキャットとウララパープルが並ぶ。その直後、エスティートップとリキヘヴンが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、サワノフラッシュとナリタセンプウは中団前め。テイエムベンチャー、イイデストロンガー、ラビアンクラシックらは中団後方の位置取り。リュウオウラムとキョウエイタイヨウは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて運ぶのはエローズダンス。その少し後ろ、後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはカミノオルセー。最後尾にターフシンフォニーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・T、ヒシビートが天授のスピードで端を奪って、そのまま直線でも脚勢を落とさず先頭でゴールに飛び込む

先頭はヒシビートでリードは1馬身。単独の2番手にウララパープルが続く。その直後、エイプリルキャットが3番手。1馬身離れて、サワノフラッシュとリキヘヴンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る2番人気のヒシビート。そのままヒシビートが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、3番手の位置からスパッとキレる脚を見せた14番人気のエイプリルキャットが続き、2着と半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置からキレのある末脚を発揮したサワノフラッシュが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたエスティートップが入線、さらに3馬身差の5着には、2番手にいたウララパープルが食い込んだ。1番人気のリキヘヴンは先行勢の後ろにいたが失速して9着に敗れた。