メモリーシェーク（2019年生、母メモリーフェミナ）

Memory Shake

2019.05.31

メモリーシェーク（2019年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトランセンド（当時13歳）と交配したメモリーフェミナが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は成隆牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

塚田隆男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2021年）

8月6日、デビュー戦は友森翔太郎騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローザキアーロに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクトゴールド第1戦（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

3歳（2022年）

10月11日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、一般C32（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったヴェクトライズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

デビュー前

塚田隆男厩舎（愛知）へ入厩。

1月30日、デビュー戦は友森翔太郎騎手を鞍上に据えて、それいけ!福田博昭お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2023年）

2月13日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、戸塚陽菜記念（名古屋ダート920m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフライシュッツに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた7戦目は、夢想つむぎ記念（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミストーザイに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月10日、中3週で迎えた8戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のドナレイラニに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。