ナミダノキス（2021年生、母レーヌベルキス）

Namidano Kiss

2021.05.03

ナミダノキス（2021年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「涙のキス。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したレーヌベルキスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は猿橋 義昭。主な勝ち鞍は2024年の3歳B2。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月6日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのアスター賞（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3歳（2024年）

2月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、5着に入り込んだ。

3月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた6戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェルターベルトに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月30日、中3週で迎えた7戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフィンガーズクロスに約11馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。