スピードプリンス（1997年生、母スピードアクセス）

スピードプリンス（1997年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワージブ（当時14歳）と交配したスピードアクセスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下村武光。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月26日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったハゲタカオーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のエヴァーファルコンに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中4週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月25日、中4週で迎えた9戦目は、ジャニュアリー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月3日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴広騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。

5歳（2002年）

4月13日、約13か月の休養明けで迎えた12戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般A2 B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた15戦目は、吉田賢司騎手を鞍上に迎えて、当麻今摺米特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた16戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、新冠川特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、鵡川特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、富川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた19戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、帯広川西農業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、みついし蓬莱山特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。