ビクターアバロン（2004年生、母エピーロマン）

Victor Avalon

2004.04.16

ビクターアバロン（2004年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したエピーロマンが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方6戦4勝。主な勝ち鞍は2007年の透百合特別。

経歴

デビュー前

出川克己厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2006年）

9月22日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のセイトに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中9週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2007年）

3月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオンリーストーンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月17日、中9週で迎えた4戦目は、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の透百合特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のハイベットタイムに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月26日、中5週で迎えた6戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスタークロスに8馬身の差をつけて4勝目を獲得した。