3歳

レース展開

ロボウが隊列を引き連れる形、その直後にビクターアバロンが取り付く

逃げたのはロボウ。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にビクターアバロンが続く。続いて、マルハチデヴァイドとマルハチドーランが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、オンリーストーンは中団前目。サミュエルベラミーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。クラマキシムは中団後方の位置取り。トートサムライは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはメジャーヒーロー。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはハイベットタイム。どん尻にピッチドバトルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ビクターアバロンが優れたレースセンスを駆使した鮮やかな取り口で先頭ゴールを果たす

先頭はロボウでリードは1馬身。単独の2番手にビクターアバロンが続く。その直後、オンリーストーンとサミュエルベラミーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のビクターアバロンが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたオンリーストーンが続き、2着とクビ差の3着には、同じく3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走した2番人気のサミュエルベラミーが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたトートサムライが入線した。