モトマチアウィン（2000年生、母ヨコハマフブキ）

モトマチアウィン（2000年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「元町＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したヨコハマフブキが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大西ファーム。戦績は、中央平地17戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3 C4-7。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月9日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月6日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月7日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦のさざんか特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2004年）

2月12日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4 19（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアピアランスから半馬身差の2着となった。

3月2日、中2週で迎えた8戦目は、北関東牝馬特別ひな祭賞（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、沈丁花特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月10日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラトップスピンをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

5月29日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で根岸良昌騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた13戦目は、シャクナゲ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で根岸良昌騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた14戦目は、カスミソウ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で根岸良昌騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 C4-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で根岸良昌騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテーロマンに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月22日、中4週で迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた17戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5歳（2005年）

1月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた21戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月7日、中7週で迎えた23戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に終わった。

7月17日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水出大介騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水出大介騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水出大介騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月23日、中7週で迎えた27戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。