マーチイットー（1998年生、母サバンナモンラン）

マーチイットー（1998年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は青鹿毛。種牡馬のサクライツトー（当時16歳）と交配したサバンナモンランが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野木山博。戦績は、地方46戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野木山博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、野木山博から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、安藤勝によって325.5万円で落札された。

田邉睦雄厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

7月12日、デビュー戦は田辺弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったフジノミサイルに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた9戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3歳（2001年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田高明騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したオカノキングに半馬身届かず2着となった。

1月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田高明騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺弘騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺弘騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田辺弘騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田辺弘騎手（14戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田辺弘騎手（15戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田辺弘騎手（16戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田辺弘騎手（17戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田辺弘騎手（18戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で田辺弘騎手（19戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したユーコシーザーに半馬身届かず2着となった。

9月24日、連闘で迎えた26戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田辺弘騎手（20戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルタカウランに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた27戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で田辺弘騎手（21戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

11月22日、中5週で迎えた28戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で田辺弘騎手（22戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた29戦目は、古川彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた30戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田辺弘騎手（23戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（24戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、シンエイトップワンに交わされて1馬身差の2着となった。

2月13日、中4週で迎えた32戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（25戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るワイエスミリオンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

2月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（26戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた34戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺弘騎手（27戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったタイガーキャリバーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺弘騎手（28戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた36戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田辺弘騎手（29戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古川彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた39戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川彰騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリードセイコツーに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

7月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川彰騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた41戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川彰騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた42戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた43戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた44戦目は、一般C6-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古川彰騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナモンミツルを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

9月26日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた46戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。