シゲルカプリコーン（2010年生、母リバフ）

シゲルカプリコーン（2010年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋やぎ座」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時9歳）と交配したリバフが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸幸小林牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2 11。

経歴

デビュー前

当歳のとき、丸幸小林牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、長浜秀昭から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、長浜秀昭から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって157.5万円で落札された。

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月15日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月4日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

3歳（2013年）

2月5日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で国分優作騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

8月15日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた11戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた13戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第28戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月16日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスヨドドノを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2014年）

1月3日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた19戦目は、チャレンジシリーズ第38戦（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた21戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアートオブファズに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

4月13日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月7日、中1週で迎えた26戦目は、チャレンジシリーズ第9戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリネンジョオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったハローブライアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月21日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったカノヤベッピンサンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中0週で迎えた31戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。