フレンチボーイ（1989年生、母フジノスミレ）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

10月5日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したローリエサンダーにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のローリエサンダーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（1992年）

1月5日、中6週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は徳吉孝士騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールデンゼウスを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月29日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の北総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

4歳（1993年）

2月6日、中7週で迎えた9戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鳥栖特別（小倉ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の日豊特別（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月18日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の’93中山ヤングジョッキーズステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したオギボニータに半馬身届かず2着となった。

5月16日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したキシュウチャレンジに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で徳吉孝士騎手（10戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。