シゲルオトワヤマ（2006年生、母シゲルマジックロンプ）

シゲルオトワヤマ（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋京都府『音羽山』より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時9歳）と交配したシゲルマジックロンプが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の4歳。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

9月20日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

12月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2009年）

7月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月26日、中4週で馬体重を前走から33kg増やして迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルマヤサンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた9戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングタケヒデに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月17日、中9週で迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るレインボーティアラを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

1月29日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた13戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2十七十八（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十六十七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十一12十三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十五十六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で増田充宏騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で増田充宏騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十十一（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で増田充宏騎手（11戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で増田充宏騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で増田充宏騎手（13戦1勝）。13頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月9日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた26戦目は、長崎街道原田宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた27戦目は、長崎街道牛津宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた28戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、長崎街道永昌宿賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。