シナノビクター（2017年生、母ナリタジュエリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、カケハムポニークラブから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2019年）

6月14日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は423kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴールデンオパールを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、中6週で迎えた2戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のジェネシス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のプロミネンス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のポートサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のエタニティ賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の佐賀競馬特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したトゥギャザーウェンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の水仙特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦の雪模様特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2020年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの招福オープン（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったゴールドホイヤーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

7月14日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた15戦目は、曼珠沙華特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた16戦目は、秋麗特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メモリーオブブルーにクビ差交わされて2着となった。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、東京メガイルミ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

11月25日、中2週で迎えた18戦目は、埼玉県馬事畜産振興協議会長賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴェールレガロを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月24日、中3週で迎えた19戦目は、聖夜特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた20戦目は、カトレア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のシュプリームゾーンをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

2月5日、中3週で迎えた21戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、山茶花特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた22戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

3月29日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の麗日特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したオールザベストを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中5週で迎えた24戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた25戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで止まることなく走り抜いたが、キョウモバライロに半馬身交わされて2着となった。

7月27日、中3週で迎えた27戦目は、武甲山特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アマネラクーンに半馬身交わされて2着となった。

8月31日、中4週で迎えた28戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、八月尽賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた29戦目は、マーケットスクエア川崎イースト杯（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた30戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、ガチすぱ!配信中!SPAT4で10倍賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた31戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた32戦目は、紅葉特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた33戦目は、射手座特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた34戦目は、クリスマスイヴ特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（12戦2勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5歳（2022年）

1月17日、中2週で迎えた35戦目は、初見月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月9日、約7か月の休養明けで迎えた36戦目は、ハンデ戦の芙蓉特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた37戦目は、秋暑特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた38戦目は、紅葉月特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の天秤座特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（15戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。