ユーシュンジェット（1986年生、母ハシノシーダー）

ユーシュンジェット（1986年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒツタイトグローリー（当時13歳）と交配したハシノシーダーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年のクリスマス特別(B)。

経歴

デビュー前

重村隆司厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1988年）

12月14日、デビュー戦は佐々木泉騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノダンスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタケミキングに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（1989年）

2月7日、中5週で迎えた3戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフアストカムイに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月29日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木泉騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサニーボールドから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中4週で迎えた5戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のしもつけさつき賞（宇都宮ダート1900m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキアイリユウザンからクビ差の2着に惜敗した。

6月15日、中5週で迎えた6戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のとちぎダービー（宇都宮ダート2000m 雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスエヒロキヤツプから2馬身半差の2着に敗北した。

10月14日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、はやぶさ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のしもつけ菊花賞（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、多気山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒーローボーイに3/4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、初冬特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木泉騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた11戦目は、クリスマス特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木泉騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインロベルトに1馬身の差をつけて制した。

4歳（1990年）

7月15日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。