ヤマイチローガン(2011年生、母アポロガイア)
Yamaichi Logan
2011.04.13
ヤマイチローガン(2011年4月13日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチレオン(当時7歳)と交配したアポロガイアが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池内 健二。戦績は、地方21戦13勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年のポピー特別(一般B4 C1-1)。
経歴
デビュー前
桑原義光厩舎(北海道)へ入厩。
2歳(2013年)
9月18日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳(門別ダート1000m 晴/稍重)に出走。馬体重は554kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳(門別ダート1000m 晴/重)に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のニュートリノビームに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
10月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳(門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手(1戦1勝)。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。
11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳(門別ダート1000m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手(2戦1勝)。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエムオーモンスターを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3歳(2014年)
7月17日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、ひまわりの町ほくりゅう賞(門別ダート1200m 晴/良)に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバゴラグーンに6馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。
10月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C4-1(門別ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手(1戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るデュアルデライトを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
10月29日、中1週で迎えた7戦目は、沙流川賞(門別ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手(2戦2勝)。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたアザレンカ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
11月13日、中1週で迎えた8戦目は、ポラリスドーム賞(門別ダート1200m 雪/重)に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手(3戦2勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアロマーを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。
4歳(2015年)
4月22日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上C3 C4-1(門別ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手(3戦2勝)。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のボスビアーに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
5月6日、中1週で迎えた10戦目は、上湧別チューリップフェア賞(門別ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手(4戦3勝)。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のハクシンファミリーをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
6月4日、中3週で迎えた11戦目は、優駿の里安平町うまかまつり特別(門別ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手(5戦4勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のハクシンファミリーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7月29日、中7週で迎えた12戦目は、日高こんぶ特別(門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手(6戦5勝)。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた13戦目は、サッポロ極ZERO特別(門別ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手(7戦5勝)。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナトゥーラをクビ差振り切って断然の支持に応えた。
9月9日、中3週で迎えた14戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別(門別ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手(8戦6勝)。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
10月14日、中4週で迎えた15戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七八(大井ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。
5歳(2016年)
7月12日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手(9戦6勝)。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラドラジェを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って久方ぶりの実戦をモノにした。
6歳(2017年)
4月18日、約9か月半の休み明けで迎えた17戦目は、水芭蕉特別(門別ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手(10戦7勝)。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーズアウーマンを凄まじい末脚で半馬身差し切ってファンの支持に応えた。
5月18日、中3週で迎えた18戦目は、平取町すずらん観賞会特別(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手(11戦8勝)。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシャインプラチナムにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
6月15日、中3週で迎えた19戦目は、おしゃまんべ毛がにまつり特別(門別ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手(12戦8勝)。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のギンパリに1馬身半の差をつけて制した。
7月13日、中3週で迎えた20戦目は、ポピー特別(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手(13戦9勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシニスターブレイクをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。
8月10日、中3週で迎えた21戦目は、SPAT4のお得なポイント特別(門別ダート1200m 雨/重)に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手(14戦10勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。