キムタツボーロニア（1996年生、母ソーラーハート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、アサヒ牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

2歳（1998年）

10月27日、デビュー戦は長嶋和彦騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は520kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フシミワルツに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウエストワカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャンハイゴゼンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスジュエリーに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

12月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長嶋和彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（1999年）

1月25日、中4週で迎えた6戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた7戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた8戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの梅花特別（P）（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2ト（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた10戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ワンモアブイサインに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のマルタカワイティーを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月2日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リンクサンデーに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月14日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカズミホープに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。