トライバルフレンド（2000年生、母リツコウランサー）

トライバルフレンド（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時9歳）と交配したリツコウランサーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は棚川克昌。戦績は、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳A9。

経歴

デビュー前

田邉睦雄厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2002年）

9月6日、デビュー戦は加藤一成騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュシルバー（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月18日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月24日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュシルバー（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルコからアタマ差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2・3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい5着に終わった。

3歳（2003年）

3月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A13 A3（笠松ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳A10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズミホワイトから1馬身半差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳A10 A3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の3歳プリンス（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた15戦目は、アラ系3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真輝騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、アラ系3歳A10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎真輝騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月26日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A9（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホウマファーストを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月14日、中6週で迎えた18戦目は、アラ系3歳A9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳A9（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルーキータイガーを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を収める

9月19日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳A9（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオダノコマチに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳A8（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。