サファリトップガン（2008年生、母ハイネスローラ）

サファリトップガン（2008年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画名」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時20歳）と交配したハイネスローラが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C2 17。

経歴

デビュー前

2歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、佐藤伝二によって525万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月29日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月23日、中6週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月27日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったシゲルカカリチョウに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月2日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったシュンメイモンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のハマッコに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のリバーイングランドを半馬身振り切って順当に勝利した。

12月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月22日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。