マルブツラブリー（1984年生、母エイコーリーブス）

Marubutsu Lovely

1984.05.02

マルブツラブリー（1984年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピツトカーン（当時13歳）と交配したエイコーリーブスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

6月28日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

8月23日、中7週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、武田悟騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマドマアゼルダイナに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1988年）

5月7日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。