ナムラダリル(2021年生、母ナムラカメーリア)

Namura Daryl

2021.04.17

ナムラダリル(2021年4月17日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー(当時20歳)と交配したナムラカメーリアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中尾 由香。2024年の笠松オーナーズカップで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2023年)

8月12日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟新潟芝1600m 外回り 曇/良)に出走。馬体重は416kg。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

12月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利中山芝1800m 曇/良)に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3歳(2024年)

2月3日、中4週で迎えた3戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利東京ダート1600m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

3月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート800m 曇/不良)に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレックに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月22日、中1週で迎えた5戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の笠松けいば金曜日ライブ配信中笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手(1戦0勝)。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったサクラヒメに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデルミオクオーレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月26日、連闘で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ特別笠松ダート1600m 曇/良)に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったチェイスザウィンドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の鵜沼宿特別笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(1戦0勝)。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は塚本征吾騎手(1戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の垂井宿特別笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手(1戦0勝)。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のひまわり特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手(2戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレートメモリーズを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の月下美人特別笠松ダート1400m 晴/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の蛍火特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手(1戦0勝)。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の入道雲特別笠松ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は塚本征吾騎手(2戦1勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた17戦目は、3歳オープンの笠松オーナーズカップ笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は細川智史騎手(3戦0勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、みんなに感謝!河田一成還暦記念笠松ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイセイラファーガをクビ差振り切ってファンの期待に応えた。

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、うお座特別笠松ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手(1戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリノユキツバキに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月6日、中1週で迎えた20戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、初時雨特別笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた21戦目は、仲冬特別笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は筒井勇介騎手(2戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた22戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、大雪特別笠松ダート1600m 晴/良)に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた23戦目は、一般B4笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は筒井勇介騎手(3戦2勝)。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

デビュー前

伊藤強一厩舎(笠松)へ入厩。

1月24日、デビュー戦は筒井勇介騎手を鞍上に据えて、一般A5 B3笠松ダート1400m 晴/良)に出走。8頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳(2025年)

2月18日、中6週で迎えた24戦目は、一般A5 B3笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は塚本征吾騎手(3戦1勝)。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

デビュー前

伊藤強一厩舎(笠松)へ入厩。

3月4日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、弥生特別笠松ダート1600m 雨/重)に出走。7頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。