スイートマカロン（2006年生、母Pastel Colour）

スイートマカロン（2006年3月7日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「甘い＋洋菓子」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のTale of the Cat（当時12歳）と交配したPastel Colourが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の沙流川特別(一般A3-1)。

経歴

デビュー前

15歳のとき、木村秀則から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

広尾サラブレッド倶楽部にて総額2,800万円（5.6万×500口）で一口馬主が募集された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

10月25日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳以上1000万下の神奈川新聞杯（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた2戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、沙流川特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゴールドコインをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月20日、中5週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（2010年）

1月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月6日、中6週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

3月21日、中1週で迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。