レディズビーク（2019年生、母レディホークフィールド）

レディズビーク（2019年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「淑女のくちばし」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したレディホークフィールドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、MarengoRacingによって3,410万円で落札された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月21日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2022年）

1月15日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

5月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバトルキャットを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のアオイゴールドワンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

8月6日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

11月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は今村聖奈騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4歳（2023年）

2月18日、中8週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月19日、中3週で迎えた11戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月14日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの出雲崎特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は今村聖奈騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウィステリアリヴァを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

12月17日、中3週で迎えた17戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5歳（2024年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

2024年3月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。