ターフギムレット（2004年生、母クオレル）

ターフギムレット（2004年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時5歳）と交配したクオレルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害3戦0勝、地方25戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2 13。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

3歳（2007年）

3月24日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

4月28日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた10戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。14着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた13戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた14戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、連闘で迎えた16戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

1月24日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた20戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D6二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた29戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったネライダから3/4馬身差の2着となった。

8月16日、中8週で迎えた31戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2-13ニ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャスナブルーからハナ差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（7戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャスナブルーから1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（8戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトエリシオンをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月6日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、一般C2 14（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。