イットウセイ（1987年生、母ロツチテスコ）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

8月6日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したグリーンワイスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月17日、中1週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

12月17日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮戦したが、リキサンシルバーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

3歳（1990年）

1月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のモデストスターに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月25日、中9週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は柴田政人騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（1991年）

3月10日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月8日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、3着に入った。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

11月17日、中5週で迎えた15戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

5歳（1992年）

1月3日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、一般C1三 C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月18日、中6週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤマノーザンに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

3月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1四 C2三（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松井達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシヨウエイミノリをクビ差制して3勝目を手に入れた。

11月26日、約8か月半の休み明けで迎えた20戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松井達也騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1993年）

6月29日、約7か月の休養明けで迎えた22戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、台東区特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。