フォーザウィン（2021年生、母ガリカローズ）

For the Win

2021.05.03

フォーザウィン（2021年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝利の一撃、最高」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時20歳）と交配したガリカローズが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は神野 生男。主な勝ち鞍は2024年のアズーリファミリー仲良し記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神野生男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、笹地牧場によって330万円で落札された。2歳のとき、中脇栄から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、近藤英二によって440万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月13日、デビュー戦は西塚洸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた3戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

11月15日、中5週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた4戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた7戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の文武生誕記念杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2024年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の祝☆竜崎剛熙誕生日記念2024（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のミエルシトロンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアズーリファミリー仲良し記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマサミセラスを3/4馬身振り切って優勝

2月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた12戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ オレンジ賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の関ヶ原宿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。