スペシャルデザート（2000年生、母ブラシングデザート）

スペシャルデザート（2000年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「特別な＋デザート（母より連想）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンダーガルチ（当時8歳）と交配したブラシングデザートが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C2-2。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月6日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップパイナップル賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

5月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた5戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から50kg増やして迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクィーンワールドに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般D4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラゴーアヘッドに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月23日、連闘で迎えた8戦目は、一般D3-4（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノサンセイに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月2日、中5週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた10戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオースミセレクトを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブルーコメットを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月29日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トキニワパンチにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月10日、中3週で迎えた14戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイヨーキラキラをアタマ差振り切って制した。

4月6日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアルティスタにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、相生ペーロン祭特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた19戦目は、時のふるさと明石特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた21戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

8月25日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、JA帯広かわにし特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた23戦目は、JAめむろメークイン特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた24戦目は、ダイタクリーヴァ賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、グランドオペラ賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた26戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、門別町商工会特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。