オースミセレクト（2000年生、母アミューズメント）

オースミセレクト（2000年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋極上」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンダーガルチ（当時8歳）と交配したアミューズメントが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、地方33戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の報知中津特別(A3-1)。

経歴

デビュー前

黒田隆男厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2003年）

10月23日、デビュー戦は三野孝徳騎手を鞍上に据えて、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキバストロングに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマカツキリシマを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルデザートに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2004年）

1月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

3月23日、中7週で迎えた7戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴッドヘイローに4馬身の差をつけて優勝

7月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノエイムに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月25日、中3週で迎えた11戦目は、市制50周年小野ひまわり特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワイルドストームに4馬身の差をつけて優勝

9月24日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラピーナスピーカを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、ファストステージ”1230”（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた14戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオレンジパメラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて7勝目を獲得した。

12月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（13戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5歳（2005年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、4歳以上A1-3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（14戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた17戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた18戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（15戦6勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5月18日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（16戦6勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月15日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（18戦6勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（19戦6勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサインアークを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月24日、中3週で迎えた23戦目は、JBCカウントダウン70 朝来市銀山特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（20戦6勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上A2-2（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手（21戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンワードローマンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた25戦目は、播磨町大中遺跡特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手（22戦6勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビックリシタにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

11月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で三野孝徳騎手（23戦6勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で三野孝徳騎手（24戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

6歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（25戦6勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（26戦6勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた31戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（27戦6勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上A3二（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（28戦6勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上A2二（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（29戦6勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。