ワイルドストーム（2000年生、母ブゼンワイルド）

ワイルドストーム（2000年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋暴風雨（父ゼファー『そよ風』を超えて欲しい）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時12歳）と交配したブゼンワイルドが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小林和義。戦績は、中央平地2戦0勝、中央障害2戦0勝、地方10戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C1-2。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

9月27日、デビュー戦は畑端省吾騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた2戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

4歳（2004年）

3月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

4月3日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた4戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月15日、中9週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のポイントゲットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクセツパワーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月22日、中2週で迎えた7戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゾッコンをハナ差振り切って3勝目をマークした。

8月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッピーサプライズに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、市制50周年小野ひまわり特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオースミセレクトを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2005年）

4月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米田幸治騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。