チェンマー（2018年生、母タイセイゴディス）

Chien Ma

2018.04.27

チェンマー（2018年4月27日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したタイセイゴディスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2021年の雲雀特別。

経歴

デビュー前

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2020年）

11月13日、デビュー戦は阪上忠匡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイノストーリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2021年）

1月25日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のテンペスタース特別（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のキタノマンゲツに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月2日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の雲雀特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメガミリオンを3/4馬身振り切って2勝目をゲットした。

5月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の不如帰特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦2勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。