ゴールドクラウス（2011年生、母テールトゥノーズ）

ゴールドクラウス（2011年3月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋１９００年代のドイツの機関車クラウス１７系より」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時12歳）と交配したテールトゥノーズが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地和義。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝、地方15戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の一般B1二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地和義から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、城地和義から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、磯波勇によって367.5万円で落札された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月10日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は458kg。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

9月14日、中4週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

3歳（2014年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい16着に終わった。

3月15日、中9週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

6月14日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた10戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

9月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバトルジェジェジェに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伴啓太騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。

4歳（2015年）

3月22日、約6か月の休み明けで迎えた15戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ついたち結び特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月14日、中0週で迎えた17戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた19戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた20戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、峨山禅師生誕祭特別（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブライテストソードに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月23日、連闘で迎えた21戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のカグニザントに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、七尾祇園祭特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、能登島向田の火祭特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた24戦目は、和倉温泉夏花火特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、ござれ祭り特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、山中温泉芭蕉祭特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったスガノギムレットに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、中3週で迎えた27戦目は、珠洲焼まつり特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナスヤマザクラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナスヤマザクラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた30戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり最後はトラヴィスと並んで16着同着となった。

5歳（2016年）

1月24日、中5週で迎えた31戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月10日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。