アジアンテースト（2012年生、母タッチミーベイブ）

アジアンテースト（2012年2月28日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「アジアの味覚」。毛色は鹿毛。種牡馬のInto Mischief（当時7歳）と交配したタッチミーベイブが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦3勝。主な勝ち鞍は2015年の清里特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月15日、デビュー戦はR.ムーア騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウナンサアーダに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のカネータに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3月15日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

6月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の清里特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のプリサイスエースを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のながつきステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のテレビ静岡賞（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5歳（2017年）

10月21日、約24か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。