ウインフランシーズ（2020年生、母ウインリバティ）

ウインフランシーズ（2020年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+自由、率直(音楽用語)」。毛色は栗毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時8歳）と交配したウインリバティが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方5戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2024年のウマ娘トークショー開催記念(一般C14)。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月15日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月15日、中6週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

7月22日、中5週で迎えた7戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

4歳（2024年）

4月29日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ウマ娘トークショー開催記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒルノヴィクトリアをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、天下統一特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったヒルノグラスゴーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C7 C1-0（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のポーラーナイトを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったレーヌドゥールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエルメニアを半馬身差し切って制した。