ポエムトウショウ（2013年生、母シャイントウショウ）

ポエムトウショウ（2013年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時11歳）と交配したシャイントウショウが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は堀川洋之。戦績は、地方46戦1勝2着3回。2015年の若鮎賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、堀川洋之から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、佐藤牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって442.8万円で落札された。

佐藤祐司厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2015年）

8月2日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は421kg。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、ダンストーンラヴに交わされて1馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳A（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3歳（2016年）

1月3日、連闘で迎えた11戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳戦の希望郷いわて国体開催記念岩手町賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江刺桜まつり賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の盛岡・玉山合併10周年記念賞（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の西和賀町錦秋湖湖水まつり賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の横手十文字さくらんぼまつり賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジョージア賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のレインボーマウンテン杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

8月27日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、滝沢市産業まつり賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月10日、中1週で迎えた23戦目は、さわうち甚句全国大会賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、南部杯カウントダウン14（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた25戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松本剛志騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、キリン一番搾り賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本剛志騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、復興応援大船渡派遣職員杯（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で松本剛志騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた29戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、水沢競馬合同観戦会賞（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（2017年）

1月8日、連闘で迎えた34戦目は、洋野町三大ラーメン賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3月18日、中9週で迎えた35戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアイヅラブリーにアタマ差届かず2着となった。

3月25日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したトウショウレイダーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

4月1日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた40戦目は、チャグチャグ馬コ賞（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンアルファーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高松亮騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高松亮騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた45戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月25日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。