ナイスヴィグラス（2013年生、母ナイストップクイン）

ナイスヴィグラス（2013年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時17歳）と交配したナイストップクインが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。2015年のターフチャレンジ2に勝利した他、2015年のブラックタイド賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

5月27日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、エイシンキロオルに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビナファイターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのブラックタイド賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミスミランダーにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中3週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフィランソロフィーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月17日、中5週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月25日、中4週で迎えた7戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

3歳（2016年）

4月20日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のふたご座特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

7月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、ストロングリターン賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた12戦目は、フリオーソ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

4歳（2017年）

5月4日、約9か月の休養明けで迎えた13戦目は、Ribbonシトロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、更別トラクターBAMBA特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月27日、中5週で迎えた15戦目は、ホクレンえん麦特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた16戦目は、NOSAIみなみ特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。