アンスリュウーム（1986年生、母トレビリマンド）

アンスリュウーム（1986年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナイスダンサー（当時17歳）と交配したトレビリマンドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の一般D1ハ。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

4月22日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた2戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

7月15日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。10頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月9日、中8週で迎えた5戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングコバンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1990年）

5月20日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月1日、中5週で迎えた11戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリークーガーに3馬身の差をつけて優勝

9月2日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロングコバンをクビ差制して3勝目を獲得した。

9月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングコバンから5馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノウエに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月29日、中3週で迎えた16戦目は、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水戸賢二騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルバクロスから2馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水戸賢二騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラトナプーラに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

5歳（1991年）

4月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水戸賢二騎手（5戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた21戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた22戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のラトナプーラに1馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

7月1日、中3週で迎えた23戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水戸賢二騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダニエルマツハに7馬身の差をつけて優勝

8月17日、中2週で迎えた26戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水戸賢二騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水戸賢二騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水戸賢二騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノジヨイナーに1馬身の差をつけて8勝目を収める

9月30日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた29戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で水戸賢二騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月5日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で水戸賢二騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は須田英之騎手（9戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。