ノムラテンカムテキ（1992年生、母タイムトウポンダー）

ノムラテンカムテキ（1992年5月12日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時5歳）と交配したタイムトウポンダーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年のしらさぎ賞。

経歴

デビュー前

泉孝厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1994年）

11月15日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアトラクティブに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

1月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のららぽーと賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月20日、中5週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のノーワンダーに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーワンダーに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月19日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の若潮盃（船橋ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパールーキーに5馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦4勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。16着に敗れた。

6月7日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、葵特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（8戦4勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヤマオーに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のしらさぎ賞（浦和ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で石井勝男騎手（9戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキートチャンピオンに3馬身の差をつけて6勝目を収める

11月15日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた12戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

1月19日、中5週で迎えた13戦目は、初富士賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、サファイア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（11戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったデントロビウムから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中2週で迎えた16戦目は、神無月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のショウハイムテキをハナ差制して7勝目をつかんだ。

11月13日、中2週で迎えた17戦目は、神奈川盃（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（13戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1997年）

1月7日、中7週で迎えた18戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、サンライズステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた19戦目は、白嶺ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた20戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、テレビ山梨杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。