メイトウルーチェ（1985年生、母サマニトピオ）

メイトウルーチェ（1985年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウショウルチェー（当時8歳）と交配したサマニトピオが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は堀弘康。戦績は、中央平地19戦0勝2着1回、中央障害8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

12月5日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた2戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3歳（1988年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

3月6日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月29日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で西園正都騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西園正都騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西園正都騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月2日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西園正都騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したビューティフルマリを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西園正都騎手（10戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で西園正都騎手（11戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、最後はロングマリアと並んで5着同着となった。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西園正都騎手（12戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月27日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西園正都騎手（13戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4歳（1989年）

1月28日、中8週で迎えた19戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（14戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた22戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月13日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーサンライズから5馬身差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタマスワローに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月22日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。