マヤノセンプウ（1985年生、母ポートクイン）

Mayano Sempu

1985.04.01

マヤノセンプウ（1985年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時6歳）と交配したポートクインが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

8月6日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のイブキラブソングをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下の九重特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で南井克巳騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったリードレデオンにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で南井克巳騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプロフィールを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

5歳（1990年）

3月25日、約16か月半の休養明けで迎えた8戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマンノスパークをアタマ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

6歳（1991年）

2月10日、約10か月半の休み明けで迎えた10戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。