ヤクシンロード（2007年生、母パホーマンスロード）

経歴

デビュー前

1歳のとき、馬道隆から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2009年）

10月4日、デビュー戦は鬼束亮騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセンダイハーバーを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアエノトップドレスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリーミングボーイに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタック戦（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリーミングボーイに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3歳（2010年）

4月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

6月29日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月28日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦の秋の千枚田特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の山之内産・巨峰カップ（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したシルクガブリエルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェスティヴムテキに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、池本徳子騎手を鞍上に迎えて、ガイア賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた17戦目は、一般B3二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（7戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモアザンステルスに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2011年）

1月2日、中0週で迎えた18戦目は、加賀友禅流し特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンレイラヴに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中3週で迎えた19戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、高千穂特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月7日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、大樋焼特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた21戦目は、名物食べて復興支援わんこそば（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のマヤノララルーを半馬身振り切って6勝目を挙げた。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

11月22日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた24戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ヘンゼルとグレーテル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた25戦目は、三次さん桂子さん金婚式杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

5歳（2012年）

3月18日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、能美の里山特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、グランドセイリングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月29日、中1週で迎えた27戦目は、かほく四季まつり特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（13戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はアップルポテトと並んで2着同着となった。

4月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサクラヴィヴィアンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月8日、中3週で迎えた29戦目は、石川門カップ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（7戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドアシュレイを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月3日、中3週で迎えた32戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた33戦目は、赤澤君DTおめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、第二回ともちゃん誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマカツダイリュウに2馬身の差をつけて8勝目をマークした。

10月30日、中1週で迎えた35戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、九谷陶芸村まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。