テートローマン（1983年生、母ワカマツ）

テートローマン（1983年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時11歳）と交配したワカマツが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）近藤牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着1回、中央障害8戦1勝2着1回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

石栗龍雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月2日、デビュー戦は4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。鞍上は嶋田功騎手。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月4日、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は作田誠二騎手。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月18日、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

6月15日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウハンターに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

6月29日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

7月20日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るハマナスレディを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って勝利を決めた。

8月24日、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

9月6日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月20日、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4歳（1987年）

5月2日、5歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

5月10日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

6月20日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加賀武見騎手。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

7月5日、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加賀武見騎手。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月18日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

8月2日、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

8月15日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月29日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月12日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月27日、4歳以上400万下（函館芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は横山典弘騎手。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

10月31日、4歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村本善之騎手。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

12月6日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

5歳（1988年）

2月6日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は出津孝一騎手。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月3日、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は平田秀也騎手。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラガーシェブロンから6馬身差の2着となった。

4月24日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平田秀也騎手。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオギトランザムに3/4馬身の差をつけて勝利を物にした。

5月14日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は出津孝一騎手。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1989年）

3月11日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田泰誠騎手。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月26日、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月8日、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は千田輝彦騎手。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4月22日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は大森勇一騎手。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷祐司騎手。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月20日、桂沢特別（岩見沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は中井博一騎手。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、雄冬賞（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井博一騎手。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月6日、洞爺湖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月18日、恵庭特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、無意根特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月24日、国後特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月2日、丹頂特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は中井博一騎手。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月14日、雌阿寒特別（帯広ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1990年）

1月21日、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中野博騎手。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月4日、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野博騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月15日、天山賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中野博騎手。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月9日、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野博騎手。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野博騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中野博騎手。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月28日、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月11日、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。