エーピークラシック（1992年生、母テスコビービー）
A.P.Classic
1992.04.22
エーピークラシック（1992年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスーパークリーク（当時7歳）と交配したテスコビービーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田 正己。戦績は、中央平地21戦1勝2着2回、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1994年）
12月3日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。
12月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に敗れた。
3歳（1995年）
2月4日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
3月4日、中3週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
3月12日、連闘で迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。
4月8日、中3週で迎えた6戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。
4月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて18番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。
5月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ハグロデンタルに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。
6月17日、中5週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ウィステリアガイに交わされて4馬身差の2着に敗北した。
7月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のセントガイセンをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
10月21日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。
11月11日、中2週で迎えた12戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の能生特別（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。
11月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
4歳（1996年）
1月6日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。
5月11日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、5歳以上500万下の六日町特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（11戦1勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。
6月12日、中1週で迎えた20戦目は、マルチベスト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。
7月20日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の村上特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（13戦1勝）。17頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた22戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。
9月24日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、清涼特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌケーアローに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月19日、中3週で迎えた24戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた25戦目は、花梨特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月3日、中3週で迎えた26戦目は、シクラメン特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月28日、中3週で迎えた27戦目は、風花特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のミシシッピブルースに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
5歳（1997年）
1月20日、中2週で迎えた28戦目は、まつゆき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口竜一騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月19日、中3週で迎えた29戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口竜一騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月16日、中3週で迎えた30戦目は、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口竜一騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックネイチャから半馬身差の2着に敗北した。
4月7日、中2週で迎えた31戦目は、春蘭特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山口竜一騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月18日、中1週で迎えた32戦目は、れんげ草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口竜一騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月12日、中2週で迎えた33戦目は、あじさい特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口竜一騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月8日、中7週で迎えた34戦目は、小俣川特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口竜一騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月20日、中1週で迎えた35戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、キスゲ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた36戦目は、山中雅俊騎手を鞍上に迎えて、クローバー特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月25日、中1週で迎えた37戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中雅俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた38戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月4日、中3週で迎えた39戦目は、マリーゴールド特別（足利ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（13戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウヨウリリーから3馬身差の2着となった。
10月24日、中2週で迎えた40戦目は、羽黒山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月19日、中3週で迎えた41戦目は、カエデ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月3日、中1週で迎えた42戦目は、一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月26日、中2週で迎えた43戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、ディッセンバー特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1998年）
2月2日、中4週で迎えた44戦目は、まつゆき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（17戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月20日、中6週で迎えた45戦目は、フリージア特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（18戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月3日、中5週で迎えた46戦目は、八重桜特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は古澤泰博騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた47戦目は、山百合特別（宇都宮ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は柴嵜勝騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月29日、中0週で迎えた48戦目は、春りんどう特別（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山中雅俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。